①仕事の中に楽しみを見つける
仕事をするのが嫌になることは、誰でもあることだと思います。
							  そんなとき、仕事の中に何か楽しみを見つけるようにしてみるといいです。
							  仕事を楽しむには、その仕事にとことんつきあってみることです。
							  どんな仕事でもとことんつきあってみれば、必ず楽しみが見いだせるものです。
							  私は経営大学院に行って経営学修士(MBA)を取得しました。
							  でも占いの仕事で役立てることはなく、精神世界の仕事とはかえって両立しないのではないかと考えてきました。
							  スピリチュアルを追求するのならば、利益の獲得や営業はできないと思い込んでいました。
                              しかし、会社が大きくなり経営が嫌といっていられなくなったのです。
							  そこで私はとことん営業や財務につきあってみることにしたのです。
							  営業に行くと多くの人に会うことができます。鑑定でお客様に会うのと同じです。
							  会う人すべて幸せと成功をサポートしようと思うと、どんな人と会うのも楽しくなってきました。
                              財務諸表の中にも楽しみが見えてきました。
                              とことんつきあうと、当座比率とか流動比率とか計算するのが楽しみになってきたのです。
						    みなさんも仕事ととことんつきあってみてください。
                            どんな仕事をやらされても、必ず楽しみが見つかるようになり、そうすれば仕事がうまくいくようになります。
②とりあえず目の前の仕事をする
やりたくないとか後にしようとか、休んでしまおうとか考える余裕があったら、考える前にとりあえず仕事に取りかかってみることです。
							  先の仕事をどうやろうかと計画を練るのならいいのですが、どうしようか、やめようかとは考えないことです。
							  先日ケーブルテレビでイングリッド・バーグマン主演の『白い恐怖』という映画を見ました。
							  恋人を無実の罪で逮捕され、悲しむ精神科医に向かって恩師が次のように言いました。
							  「仕事には幸せがある」
							  悲しんでいる暇があったら、とりあえず仕事に戻るようにアドヴァイスしたのです。
							  とりあえず仕事をすれば悲しみを忘れることができます。
							  悩んでいても彼は戻ってきません。
							  仕事をして人の役に立っているほうがいいのです。
							  これを聞いて私ははっとしました。予定していた仕事をキャンセルしようかと考えていたのです。
							  そうだ!仕事には幸せがあるんだ。仕事があるだけでも幸せでありがたい。 
							  そして、仕事をした後はもっと感謝と幸せ感でいっぱいになりました。
							  心配していた肩こりも、仕事の途中でふ〜と軽くなっていました。
							  体調はかえってよくなりました。
						    みなさんも、悩む前にまず、目の前の仕事に取り組んでみましょう!
③その仕事ができて「光栄」だと思う
光栄とは、「栄えあること、誉れ、名誉」(広辞苑)。
							  業績や行動を誉められたり、重要な役目を任されて、名誉に思うことです。
							  通常は自分より上の立場の人に出会ったときや、上位の仕事を任されたときに使う言葉です。
							  しかし、自分より下の立場の人と出会っても、簡単で通常の仕事を任されても、光栄と思って仕事をすることです。
							  その人のお役に立ててうれしいと考えることです。
							  仕事は、上司から指示されて「してやる」ものでも、会社の命令で「させられている」ものでもありません。
							  そういう気持ちでイヤイヤすれば、仕事の出来栄えも芳しくありません。
							  しかし、「させていただいている」という心持ちで仕事をすると、良い結果が出せ、評価され、褒められることになります。
							  いろいろな経験を積んで人間的に成長でき光栄です、と思うようにしましょう。
							  どうせ目の前の仕事は避けることができないのです。
							  いい心持ちで仕事をすると、それが周りにも伝わっていい仕事ができます。
							  いい仕事をすると結局自分が気持ちいいものなのです。
						    私はお客さまを鑑定するときは、いつも光栄と思っています。
