人生の転機は運命線で読む
運命線では、仕事運、人生そのもの、過去・現在・未来、生活環境、人生の境遇の変化などを読んでいきます。
運命線の出発点、手首のつけ根が0歳です。知能線と交わるところが35歳、知能線と感情線の間を2等分したところが45歳、感情線と交わるところが55歳、中指のつけ根が90歳です。
定年まで仕事をした方がよいのか、早期退職した方がよいのか、早期退職するのならばいつ頃やめた方がよいか、運命線で読むことができます。
定年後の仕事はどうなるのか、働くのか働かないのか、働くのならどんな職種が向いているのか、運命線の終点が木星丘よりか太陽丘よりかで読むことができます。
たとえば、運命線が手首から出発し、感情線の少し上で止まっていて、その上の土星丘に線のない人は、定年になる60歳、65歳頃に仕事運が変わるタイプです。
一般的な会社で定年を迎える頃までは、比較的安定した運気の流れで才能を発揮します。就職してからコツコツと着実に成果を積み上げていきますが、定年を境に仕事運がストップしてしまうのです。定年後は悠々自適、自分の好きなこと、夢や趣味などに時間を使って生きることができます。
第2の人生に向けてやるべきことがわかる
先日、50代の男性が、第2の人生の相談におみえになりました。早期退職の時期と、その後の仕事運についてです。
一部上場企業に30年以上勤め、着実に成果を上げてきました。
彼の運命線は手首から出発し、感情線で止まっていました。感情線のちょっと手前から別の運命線が出ており、木星丘よりに伸びていました。その運命線は途中で向きを太陽丘よりに変え、中指のつけ根まで伸びていました。手相は未来を教えてくれます。56歳頃で早期退職し、第2の人生の仕事運は上々です。早期退職するまでの期間、第2の人生のために準備する必要があります。どんな仕事が向いているか?
木星丘は権力、支配のパワーをもっています。
木星丘よりの運命線は、人の上に立ち、人を使う立場になることを表しています。
56歳から70歳頃までは人の上に立つ仕事をしていくでしょう。
太陽丘は人気、幸せのパワーをもっています。
太陽丘よりの運命線は、願いが叶い、とても幸せで満ち足りた人生を送っていくことを表しています。
70歳から90歳頃までは自分のやりたかったことが実際できていく運気です。
さて、56歳から70歳までの仕事は具体的に何をしたらよいか?
適職は知能線の終点で読むことができます。彼の知能線は、まっすぐに第二火星丘に伸びていました。向いている仕事は実務性が求められる技術者や専門家などです。
理数系に強いので、会計や経理などの仕事も適任です。早期退職する前に、専門的な知識を必要とする資格を取ることをおすすめしました。電気技術者、マンション管理士、福祉士、ケアマネージャー、検査技師、理学療法士などがあります。
お客様の幸せと成功をお祈りします。