表情筋を鍛えて笑顔をつくる
笑顔でいることは自分自身が幸せになるだけでなく、家族や友人、同僚、お客様、生徒さんなど周りの人も幸せにします。
私は生徒の時、手相のほとんどは長尾全二先生に習いました。全二先生は東明学院の一期生です。現在も現役で、運命コンサルタント、講師、幹部を教え導いてくださっています。
私が生徒の時、全二先生はずっと笑顔で授業してくださいました。どんな質問をしても笑顔で答えてくださいました。
親しみとともに信頼できました。
私も真似しようと思ったものです。
笑顔は意識しないとできない時があります。スポーツクラブで、ヨガのインストラクターが
「みんな苦しそうにポーズしてるけど、笑顔でやって下さいネ! 顔が恐いですよ」
と声をかけます。鏡に写った周りのみんなの顔を見ると、一瞬笑顔を作れていますが、すぐに元の恐い顔にもどっています。
意識しても、顔に筋肉がないと笑顔をキープすることができません。
私はお客様や生徒さんに少しでも喜んでもらえるように、顔ヨガを毎日2度して、100回分表情筋を鍛えています。
1.アイウエオと大きく口をあける
2.口を閉じたまま、目の下の表情筋を動かす。
3.口を閉じた笑顔で、表情筋を上下する
4.口を開けた笑顔で、表情筋を鍛える
5.あごに親指をあてて、のどに力を入れる
20年近く、毎日洗顔した後とシャワーをあびた後に、鏡を見ながらやっています。入院した時もやっていました。
笑顔が幸せをもたらします
笑顔をキープできるようになるといいことがいっぱい起きました。
前回のブログに書きましたが、お客様が並んでくださるようになりました。
雑誌に紹介されたり、テレビに出演したりする機会に恵まれました。
2冊目の本も出版できました。
一番よかったことは、今は亡き父母がすごく喜んでくれたことです。
母は心筋梗塞で救急車で運ばれ、手術で一命はとりとめましたが、退院することはできませんでした。
外科手術をしてくださった医師の方に私を自慢していました。
父も入院先の病院で、看護師さんに私の本を配っていました。
親孝行できて東明手相に感謝しています。
「人間を幸せに導く三つのもの……一つは言葉、もう一つは誠心誠意の態度と笑顔、最後は心です」
(塩沼亮潤 大阿闍梨 特別講話より/『致知』4月号)