期待される生き方ではなく、自分が望む生き方を
羅針盤は、船や航空機などで方位を知るために用いられる器具です。
人生に悩んだ時、これから先どう生きていったらよいか迷った時、答えは手の中にあります。
自分が何をしたいのかよくわからない、どんな才能があるのだろう、自分は何のために生きているのだろう………それらの解決策のヒントは、手相にあります。
自分がどこに向かっているのかわかっていなければ、目的地(幸せや成功)にたどり着けるはずもありません。
手相には、その目的地のヒントが隠されているのです。
手の中には、幸せになり、成功するためのキーポイントがあります。
オーストラリアの緩和ケア病棟に勤務する看護師は、残された人生があと3ヵ月以内と診断されて入院した人たちを介護してきました。
介護された人たちが何を後悔しているかがテーマの本。
『死ぬ瞬間の5つの後悔』(ブロニー・ウェア著、二木めぐみ訳、新潮社刊)によると、多くの人が「他人に期待される人生を生きるのではなく、自分が望むような生き方をしたかった」と後悔しています。
自分が望むような生き方、自分らしく生きる生き方のヒントは手の中にあるのです。
手相に見えた、金運と生命力のパワー
70代の女性の手相を拝見しました。
手の大きさは体と比較すると小さく、大胆で積極的、行動的な方です。九つの丘も全体的にふっくらとしており、情熱的な人生を歩んでこられたことを表しています。
特に小指の下にある丘「水星丘」と親指の下の丘「金星丘」の色つやがよく、肉づきもよく盛り上がっていました。
「丘」にはそれぞれ特別なパワーがあります。
「水星丘」にはお金や伝達のパワーがあり、社交的で商才があり、お金儲けがうまく財運に恵まれた人生を送ってこられたことがわかります。
これからも金運に恵まれるでしょう。
「金星丘」には若さ、生命力のパワーがあり、活動的で健康的に生きることも表しています。性格も明るく、健康で活力に満ちており、長生きすることでしょう。
仕事運を表す運命線は、初年期、中年期はうすく、感情線を越えて晩年期は強く出ており、その方向は水星丘寄りに伸びていました。
「これから大きな組織の仕事を引退して、自分で会社を立ち上げ、自営業でやっていきたいのですが……大丈夫でしょうか?」というご相談でした。
自分が望むような生き方、自分らしい生き方をこれからはしたいとのことです。
丘や運命線の状態から判断して、彼女の目的地はお金に恵まれる方向と読みました。
彼女の幸せと成功をお祈りします。