1.人に喜ばれることをする
自分の存在意味が実感され、喜ばれることをすると機嫌がよくなります。
人に喜ばれることをすると"ありがとう"と言われます。自分の存在価値が認められたことになります。
家族にコーヒーを入れた時、果物を切って出した時、"ありがとう"と言ってもらえると、自分が認められた気がして、またやってあげようという気になり、機嫌がよくなります。
私も、小さいことやちょっとしたことでも"ありがとう"と言うことにしています。
お金を払っているのだから当たり前と思わず、レストランでサービスしてもらった時、"ありがとう"と言うことにしています。
タクシーに乗った時、お金を払う客だけど、降りる時には、"ありがとう"と言っています。
相手がちょっとだけ喜んでくれても、自分は機嫌が良くなります。
2.小さいことで怒らないで許してみる
組織の中では序列は大切なことです。
自分より立場が下の人が、上にいるような態度をとっても、私は怒らないようにしています。
例えばタメ口をきかれたとしても、席がドアの近くに座らされたとしても、私は怒りません。相手を許し、その人がレベルアップするのを待ちます。
私はこの仕事を41歳から始めました。
現場に出た時、先輩をたててお客様を先にみてもらうのはマナーです。
私は始めたころ、自分が鑑定したくて、先輩や上司をさしおいてお客様をみたことがあります。
会社の寮では、先輩と一緒に泊まった時、お風呂は先輩から入るのがマナーです。
私は新人のころ、先に入らせてもらうこともありました。
そんな時、私は先輩に怒られたり注意されたりすることはありませんでした。できた先輩をもって幸せでした。
怒られたら、自分が悪いことはわかっていても、落ち込むことでしょう。萎縮してしまっていたでしょう。
今、自分が上の立場に立って、下の人がちょっと謙虚さが足りないと感じていても、許すことにしています。
自分で気づいてレベルアップする方が、他人に言われてするよりは良いと信じるからです。
自分もイラッとすることもないし、相手をムカつかせることもないのです。
機嫌よく過ごすことができます。
3.人の役に立つ
他人から"ありがとう"と言われなくても、人の役に立つこと、世の中の役に立つことは、究極に自分が機嫌よくなり、幸せになります。
社会において自分の存在価値が認められるからです。仕事をすれば、それだけで世の中の役に立っていることになります。
一生仕事をして世の中の役に立てば、一生機嫌よく幸せに暮らせるのです。