身体に病があっても、心まで病まない
2年前に2度目の乳がんの手術をし、左乳房を全摘出しました。
現在はホルモン治療中です。乳がんの再発を防ぐ薬を毎日飲んでいます。
標準治療の一部で、手術してから5年間服用することになっています。
乳がんの再発を防ぐ効果はありますが、少々副作用もあります。
朝起きたときの手指のこわばりや関節痛、頭重、ホットフラッシュ、疲労感、倦怠感などはいつものことです。
他に筋肉量の低下や骨粗しょう症の可能性があります。
体調が悪くても薬の副作用だと理解して、心を悩まさないようにしています。
「身体に病があっても、心まで病ますまい!」です。
私の気分はいつも幸せです。東明学院で働く場所もあり、人に役立つ仕事ができて、ともて感謝しています。
病気になって気づいた大事なこと
病気になってラッキーなことがいっぱいあります。
病気に感謝です。
☆勤務を週3日にしてもらっています。
おかげで筋肉量低下や、骨粗しょう症の予防のため、スポーツクラブに行けます。
☆重たい牛乳や水などは、家族が買い物に行ってくれます。
☆会社で机の移動などは、周りの人がやってくれます。
☆4年前に母が、3年前に父が亡くなり、私が病気になったことを心配させないで済みました。
☆心がますます安定し、明日に死を迎えるとしても、今日を明るく楽しく幸せに過ごせるようになりました。
☆人の役に立ちながら、自分の幸せも同時に追求することが大切と気づきました。
☆日々の幸せ気分と同時に、本当の幸せとは何か、再度考えるようになりました。
☆人それぞれの幸せがあってもいいのだと思えるようになりました。
☆人それぞれの幸せの感じ方が異なっていて、それでいいんだと確信がもてるようになりました。
☆人は一人一人異なっていてもいいんだ、異なっているべきだ、同じでなくてもいいんだと自信がつきました。
☆あるものを失うことは恐怖ですが、失ってみるとどうってことはないです。今日どう生きるかだけです。
☆ちょっとしたことでも幸せ気分になります。
腕が上にあがり、背中に回せるようになりました。ワンピースのファスナーが一人で上げられるようになりました。筋トレによって、2年間に少しずつできるようになり、身体の偉大さに感謝するとともに、感激しています。
☆健康であることは大切で、幸せの条件に一般的にはなります。しかし失ってもたいしたことはなく、病気でも私は幸せです。
生まれてきたことに感謝しています。